11.25.11:55
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08.17.22:30
司法書士デュープロセス3 民法・不動産登記法〈3〉
申請例がいまいち
まず、本書はWセミナーで講義を受講している方が
使用するべきで、レジュメの集大成的な性格を持った
本である事を念頭におく必要がある。そのため、制度
趣旨・理由付けなどの説明が少なく、独学者を意識し
たものではない。
また、本書の2巻と3巻の特徴として、民法と不動産
登記法を合体させた構成になっているが、このようなニーズ
は学習が進んだ中級者以上が持つもので、初学者のうち
は余計な混乱を招きかねない。少なくとも初学者はそれ
ぞれの科目を分けて学習したほうが、戸惑わなくてすむ。
逆に、学習が進んでくると、各物権ごとの登記手続を
民法の解説文書に含めてしまいたくなってくる(わざ
わざ本棚から別冊の不登法の本を引っ張り出してく
るのは面倒だから)
それと登記申請例に添付情報の記載がされていない
点は大きなマイナスポイントである(解説はある)。
これも本書の使いづらさにつながっている。
結論として、本書が有益になるかどうかは、講師の
技量に大きく左右される。行間の解説を丁寧に行い、
実体法と手続法のリンクを綺麗に結び付けてくれる
講師であれば、本書は最大限の効果を発揮してくれる
のではなかろうか?
まず、本書はWセミナーで講義を受講している方が
使用するべきで、レジュメの集大成的な性格を持った
本である事を念頭におく必要がある。そのため、制度
趣旨・理由付けなどの説明が少なく、独学者を意識し
たものではない。
また、本書の2巻と3巻の特徴として、民法と不動産
登記法を合体させた構成になっているが、このようなニーズ
は学習が進んだ中級者以上が持つもので、初学者のうち
は余計な混乱を招きかねない。少なくとも初学者はそれ
ぞれの科目を分けて学習したほうが、戸惑わなくてすむ。
逆に、学習が進んでくると、各物権ごとの登記手続を
民法の解説文書に含めてしまいたくなってくる(わざ
わざ本棚から別冊の不登法の本を引っ張り出してく
るのは面倒だから)
それと登記申請例に添付情報の記載がされていない
点は大きなマイナスポイントである(解説はある)。
これも本書の使いづらさにつながっている。
結論として、本書が有益になるかどうかは、講師の
技量に大きく左右される。行間の解説を丁寧に行い、
実体法と手続法のリンクを綺麗に結び付けてくれる
講師であれば、本書は最大限の効果を発揮してくれる
のではなかろうか?
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